- 2005年7月11日 13:03
- 70 本でも読むか
おっと、しばらく前に読んどきながら書くのを忘れてた。^^横山 秀夫の「D県警モノ」なのですが、今回は「陰の季節」に収録された短編の1つに登場した「似顔絵婦警」の平野瑞穂が主人公。「顔 Face」 横山秀夫「だから女は使えねぇ!」鑑識課長の一言に傷つきながら、ひたむきに己の職務に忠実に立ち向かう似顔絵婦警・平野瑞穂。瑞穂が描くのは、 犯罪者の心の闇。追い詰めるのは「顔なき犯人」。鮮やかなヒロインが活躍する異色のD県警シリーズ。
相変わらず独特の雰囲気を持った警察小説、なのだけど、今回は男尊女卑の警察組織に翻弄されながらも健気に戦う似顔絵婦警、って感じが多少鼻につくように感じてしまった。筆者の新聞記者としての経験やその中で仕入れた女性に対する警察組織の古さみたいなのが全編に渡って書かれているのだけれど、ちょっとその密度が濃すぎたような気がする。
個人的には、そうしたものも内含しながらも、さまざまな部署、中間管理職の男の悲哀みたいなものも多く含まれていた「陰の~」の方が好きだったかな。
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