- 2005年4月11日 20:42
- 70 本でも読むか
「陰の季節」に続いて横山秀夫の短編集。 つうか短編でここまで読ませて満足させるってのがスゴイ。良いです。「動機」 横山秀夫署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か。男たちの矜持がぶつかりあう表題作(第53回日本推理作家協会賞受賞作)ほか、女子高生殺しの前科を持つ男が、匿名の殺人依頼電話に苦悩する「逆転の夏」。公判中の居眠りで失脚する裁判官を描いた「密室の人」など珠玉の四篇を収録。
「動機」
警察モノ!なんかヤミツキになっちゃいそうな警察管理部門モノ。^^
今回も、警務部企画調査官が主役。事件は30冊の警察手帳紛失事件。警務部が推進する警察手帳の署内一括保管制度。その試験運用中に起こった前代未聞の紛失事件。旧体質の刑事部による内部犯行かそれとも・・・独特の警察組織の中で、「会社人間」を突き進む主人公の手探りの捜査と、最後にわかる事件の真相。
「逆転の夏」
女子高生強姦殺人事件にて有罪判決を受け、12年の服役後社会生活を再開する主人公。腹の底にただよう絶望と恨みに耐えながら生きる毎日は、ある日かかってきた電話により次第に変容していく。「殺して欲しい男がいる。あなたならわかってくれるはずだ。」これまたちょうど良い長さで、ラストもなかなか。(少々予想できてしまったが)
そのほか、「ネタ元」、「密室の人」など。
オススメです。
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