- 2005年2月28日 15:57
- 70 本でも読むか
すっかり定着化した読書。最近読んだ本をまた紹介。
今回は、宮部みゆき、藤原伊織、東野圭吾など。。
宮部みゆきの時代モノ。前半は、江戸深川の鉄瓶長屋を舞台としたほのぼのしたショートストーリーがいくつか展開、やがてそれらが大きな事件に繋がっていくのだけれど、全体としてはまぁまぁ。キャラが立ってくると、いい雰囲気が出てくるのだけれど、それほど引き込まれませんでした。「ぼんくら(上・下)」 宮部みゆき「殺し屋が来て、兄さんを殺してしまったんです」――江戸・深川の鉄瓶長屋で八百屋の太助が殺された。その後、評判の良かった差配人が姿を消し、三つの家族も次々と失踪してしまった。いったい、この長屋には何が起きているのか。ぼんくらな同心・平四郎が動き始めた。著者渾身の長編時代ミステリー。
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また宮部。^^なんかね、本屋に行く時間がなくて、読むものがなくなってしまうと、手持ち無沙汰になってしまって。会社のビルの本屋でとにかく購入。 結論から言うと、なかなか面白く読めた。個人的にはラストがちと残念。「火車」 宮部みゆき休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。
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会社の後輩から紹介され、手に取った1冊。文句なく面白かった。無駄や飾り気がなく、それでいて味のある文章と、テンポの良い展開、くっきりした登場人物。あっという間に読んでしまった。いわゆる「ハードボイルド」ってジャンルになるんだろうけど、非常に新鮮。後半にかけてのたたみ掛けでちょっと非現実的な部分もあったけれど、さほど気にならず。他の人にも薦めたいと思える1冊だった。「テロリストのパラソル」 藤原 伊織アル中バーテンダーの島村は、過去を隠し20年以上もひっそりと暮らしてきたが、新宿中央公園の爆弾テロに遭遇してから生活が急転する。ヤクザの浅井、爆発で死んだ昔の恋人の娘・塔子らが次々と店を訪れた。知らぬ間に巻き込まれ犯人を捜すことになった男が見た事実とは……。史上初の乱歩賞&直木賞W受賞作。
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★で行ったら、「★★★+0.5」って感じだったのだけれど、読んでいてなんか面白かったのが、人物描写。「パラレルワールド・ラブストーリー」 東野 圭吾親友の恋人を手に入れるために、俺はいったい何をしたのだろうか。「本当の過去」を取り戻すため、「記憶」と「真実」のはざまを辿る敦賀崇史。錯綜する世界の向こうに潜む闇、一つの疑問が、さらなる謎を生む。精緻な伏線、意表をつく展開、ついに解き明かされる驚愕の真実とは!?傑作長編ミステリー。
---夏江は俺の話を聞きながら、ゆっくりと首を縦に動かし、やがてその速度を上げていった。(講談社文庫 p17)
---俺は小さく頷いた。その首の動きを徐々に大きくしていった。(同 p190)
なにコレ!?と俺は思ったのだけど。^^
まあ、言われるがままに自分でその動作をやってみると、確かにそういう風にうなづきながら首振ってる人いるかも知れないけど、なんとも理系の人的な表現だなぁ。と思った次第。
文系理系で分けるってのも意味ない議論だけど、直感でそう思ったってだけ。なんか笑える表現。
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前作はしのいでいなかったと思う。残念ながら。「テロリスト~」にあった全編にわたる心地よい緊張感というか、そういうものが少なかった感じ。ファン・ゴッホの描いた「もう1枚のひまわり」と主人公のトラウマとなっている妻の死が繋がっていく過程についても前作ほどのキレがないような。。残念。「ひまわりの祝祭」 藤原 伊織自殺した妻は妊娠を隠していた。何年か経ち彼女にそっくりな女と出会った秋山だが、突然まわりが騒々しくなる。ヤクザ、闇の大物、昔の会社のスポンサー筋などの影がちらつく中、キーワードはゴッホの「ひまわり」だと気づくが…。名作『テロリストのパラソル』をしのぐ、ハードボイルド・ミステリーの傑作長編。
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