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「読書の冬?」

ちょっと前から、お仕事がちと忙しくなりまして、ほとんどプライベートで楽しむことがありません。^^朝から夜中まで、追いかけられるように仕事をしている毎日で、リラックスできる時間もかなり限定的。そんな中で、結構続いちゃってるのが、通勤時間の読書。
朝は埼京線の電車の中、夜はタクシーの中で、細切れの時間をつむぎ合わせての読書。でも、意外と読めるもんですね。

慟哭」 貫井 徳朗
連続する幼女誘事件の捜査が難航し、窮地に立たされる捜査一課長。若手キャリアの課長を巡って警察内部に不協和音が生じ、マスコミは彼の私生活をすっぱ抜く。こうした状況にあって、事態は新しい局面を迎えるが……。人は耐えがたい悲しみに慟哭する――新興宗教や現代の家族愛を題材に内奥の痛切な叫びを描破した、鮮烈デビュー作。
友人のオオハシからの薦めで読んだ本。最初に読んだ短編集の「崩れる」より、個人的にははるかに面白く読めた。^^ ミステリーとしては反則だ、なんて声も聞かれるけど、自分的には素直に騙されちゃったし、別に読後感も悪くはなかった。アマゾンなんかの書評を見ると、この本が売れてたときの帯を見て結論が先に見えたとか、そんなのも多かったので、いろいろ先入観を持たずに読むのが良いのかね。2本のタイムラインがどう交わるのかってのが肝。あ、言っちゃった。(笑)
慟哭
貫井 徳郎

東京創元社 1999-03
売り上げランキング : 28,525

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オー・マイ・ガァッ!」 浅田 次郎
諸君、悩むな。ラスベガスがあるじゃないか。くすぶり人生に一発逆転、史上最高額のジャックポットを叩き出せ! ワケありの三人が一台のスロットマシンの前で巡り会って、さあ大変。笑いと涙の傑作エンタテインメント。
あのねぇ、面白くない。きっぱり。筆者がラスベガス好きなのはわかりましたが、小説としてはちょっと楽しめませんわ。なんか、ドタバタの学芸会みたいな感じで。無論、狙って書いてるんでしょうけど。「蒼穹の昴」が面白かっただけに落差デカっ!
オー・マイ・ガアッ!
浅田 次郎

集英社 2004-11
売り上げランキング : 13,460

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理由」 宮部 みゆき
事件はなぜ起こったか。殺されたのは「誰」で、いったい「誰」が殺人者であったのか―。東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。室内には中年男女と老女の惨殺体。そして、ベランダから転落した若い男。ところが、四人の死者は、そこに住んでいるはずの家族ではなかった…。ドキュメンタリー的手法で現代社会ならではの悲劇を浮き彫りにする、直木賞受賞作。
映画になったりもするんだそうだが、まぁまぁ、かな。全編を通して実際に起こった事件のルポタージュ調の語り口。全ての事件が起こった後に、筆者が関係者へのインタビューや独自調査によって事件の全容に迫る、みたいな風に書いてある。そのため、随所に「このときは~はまだ~を知る由もなかったのだが」みたいな記述が目についた。話自体は面白かったけど、全体のテンポとかぐいぐい引き込まれるような感じはなかった。(といっても15分程度の読書の積み上げで読んだからかも知れないけど。。)
理由
宮部 みゆき

新潮社 2004-06-29
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レベル7」 宮部 みゆき
レベル7まで行ったら戻れない―。謎の言葉を残して失踪した女子高生。記憶を全て失って目覚めた若い男女の腕に浮かび上がった「Level7」の文字。少女の行方を探すカウンセラーと自分たちが何者なのかを調べる二人。二つの追跡行はやがて交錯し、思いもかけない凶悪な殺人事件へと導いていく。ツイストに次ぐツイスト、緊迫の四日間。気鋭のミステリー作家が放つ力作長編。
宮部みゆき2冊目。「理由」でちょっと消化不良気味だったので、もう1冊読んでみようと思ったけど、これは面白かった。前半は割りと時間をかけて記憶喪失で目覚めた主人公2人が手探りで立ち上がる様や、みさおを探すカウンセラー「真行寺さん」のエピソードで少々間延びした感じがあったけれど、後半急にテンポアップした。ラストはちょっと簡単な気もしたけど、なかなか楽しめました。
レベル7(セブン)
宮部 みゆき

新潮社 1993-09
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バッテリー」 あさのあつこ
「そうだ、本気になれよ。本気で向かってこい。―関係ないこと全部捨てて、おれの球だけを見ろよ」中学入学を目前に控えた春休み、岡山県境の地方都市、新田に引っ越してきた原田巧。天才ピッチャーとしての才能に絶大な自信を持ち、それゆえ時に冷酷なまでに他者を切り捨てる巧の前に、同級生の永倉豪が現れ、彼とバッテリーを組むことを熱望する。
もともと読書家でも何でもなかったので、行き当たりばったりでベストセラー本に手を出す毎日。で、「本の雑誌」の創刊号かなんかでベタほめされてたのがこの「バッテリー」。読んでみると、確かに児童文学。転向してきた自信家の才能あるピッチャー巧が、心のやさしい少年豪や他の友人たちに囲まれ野球を通じて・・・みたいな内容。 でも、不思議とどんどん読み進めてしまう。全部で6巻とかあるんだけど、あっという間に2巻読破。こりゃ確実に6巻までいってまう。漫画みたいにくっきりした登場人物のキャラクターと、忘れてしまったどこか懐かしい田舎の雰囲気、美しい自然描写。なんかね、オジサンにウケるのもわかる気がします。今んとこオモシロいよ。
バッテリー
あさの あつこ

角川書店 2003-12
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コメント:5

Takeda 2005年1月16日 17:12

亮介さんと逆で最近はめっきり読む量が減りましたが俺のお勧めを紹介してみます。

『火車』宮部みゆき
良くできたミステリーでした。この人の小説は心理描写がやたら長くてへきへきさせられることがあるんですよね。『模倣犯』なんか量を3分の一にすれば良い小説になるんじゃないかなんて思ったりします。

横山秀夫『影の季節』『動機』
映画の『半落ち』の原作者ってことで知ったのですが、文庫で出てるのこの2冊です。面白いです。

塩野七生『ローマ人の物語』
NHKなんかで最近ローマ帝国の特集やったりしてましたが、火付け役はたぶんこの本じゃないかと思います。文庫で16冊出てますが下手な小説よりははるかに面白いです。最近じゃ一番のハマリですね。

リョウスケ(管理者) 2005年1月16日 19:21

おつ。もしやそっちも休日出勤かな?^^
「火車」はまだ読んでないねぇ。
横山秀夫も読んでない。読んでみっか。
「ローマ人の物語」は気になってはいた。あの紫っぽい奴でしょ?そうとう沢山出てるみたいだけど。
最近、勧められたのは藤原伊織の「テロリストのパラソル」かな。
いずれにせよ、「バッテリー」が文庫は3巻までしか出てないので4・5・6をハードカバーで購入するか迷い中。。

Takeda 2005年1月18日 12:30

亮介さんも休日出勤でしたか。新年会は遠そうですか?来年の新年会になりかねないなぁ。^^;

バッテリーは新刊がハードカバーで出てましたね。俺はⅡ・Ⅲは立ち読みですませちゃいました。最近文庫でも高くて嫌になります。

童話じゃ灰谷健次郎の『ワルのポケット』ですね。小学生時代の忘れられない一冊です。

キリコ 2005年1月20日 13:54

はじめまして。

宮部は時代物もおもしろいですよ。
貫井・横山秀夫を読まれるのでしたら
奥田英朗の「邪魔」「最悪」もオススメです。

って、お初なのに差し出がましくすみません(^-^;

リョウスケ(管理者) 2005年1月21日 00:08

こんちわ。>キリコさん
宮部時代物、今読んでます。^^「ぼんくら」
こうやってオススメ頂けると、次に読むものを探すときに非常に助かります。
今後ともよろしくです。

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