- 2004年11月23日 15:18
- 2004年
最近、インド人の開発者と一緒に仕事をしている。基本的に日本語NGの皆様なので、英語もしくは通訳を介した打合せが必須となるし、ドキュメントのやり取りも英語ベースで後から翻訳って流れが基本。
本来「可逆」でしかるべき翻訳も、システム開発の設計書となると完全な「不可逆方程式」になることもしばしば。今日は、現場で見かけた驚きの訳語をいくつかご紹介する。
その1: 「String DUKU (ストリング ドゥク)」
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インド人通訳の方の作品。日本語の設計書を英訳させたところ、1枚につき4、5個この「String DUKU」という単語が現れた。文脈から読んでも全く意味不明。担当者同士でしばらく頭をひねったところ、
「あ~!!これ、「ひもづく」じゃねぇ?」
「だぁー!それだぁー!!」
① ひも=String
② づく=不明、よって固有名詞扱いにてDUKUでGo!
ていうような思考と思われ。。。残念!
まあ、概要設計書とかだと、データの関連性を記述する際には「~とひもづく~情報を」みたいな記述がしょっちゅう出てきますからねぇ。。
その2: 「HENO Matter (ヘノマター)」
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これも意味不明。ただ、たちが悪かったのは、この誤訳が発見されるのが比較的遅く、既にデータベースの項目定義にまで反映されていたところ。最終的に確認をとったところ、日印ともにこの「ヘノマター」に入れるべき値を思いつく人間は一人もおらず。(笑)
調査の結果、
「への連絡事項」の訳であることが判明。連絡事項がMatterになってる時点でもちょっとアレであるが、「への」って何?
どうやら日本語設計書の画面イメージを見た際に、ラベルが以下のように折り返して表示されていたのが原因らしい。
担当者
への連絡事項:
で、
担当者=Contract Person
への連絡事項=HENO Matter
と分解され、それぞれ2つのデータ項目定義がなされることに・・・
気づいて良かった。(苦笑)
その3: 「ROZI Book (ロズィーブック)」
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な~に、コレ?(笑)何の本?
これはね、よくある日本の部署の略称が原因でした。
ロジスティック本部、略して「ロジ本」。
① ロジ=不明、よって固有名詞扱いにてROZIでGo!
② 本=Book
いやぁ、危ない。①で、もう1歩踏み込んで「路地=alley」とかやられてたら全く解析不可能でした。
こうした誤訳の飛び交う中、我々が翻訳辞書の作成を組織的に作成する必要に迫られたことは言うまでもない。。(笑)
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