- 2004年5月 9日 14:38
- 60 IT・ネット関連
私事、この4月からいわゆる「外資系」コンサルティングファームに転職しまして、これまでの「超ドメスティック親方日の丸企業」とのギャップに苦しんでおります。(笑)といっても、いきなり直属の上司が外人だったりするわけでもなく、日本のお客さんに日本人のチームでシステム納めてるのは変わらないんだけど。
ただ、やっぱり各種事務手続き書類だとか、日々飛び交う周知メールだとか、オンライントレーニングだとか、いわゆる「テキストベース」の情報については英語の割合が急激にアップした。特に、今勉強してるファーム独自のシステム開発方法論の情報なんてのはほとんどが英語。
ということで、今日は膨大な英文を純ジャパのワタクシのような人間がなんとか読み込んでいくための快適な辞書環境をご紹介します。
ツールを紹介する前に、自分なりの「快適な辞書環境」の定義をば。
・収録語数が多く、用例もちゃんと載っている辞書データ
・様々なテキストデータを読んでいる最中に、わからない部分を選択してすぐに検索できる
・辞書的に単語を打って検索する際は、1文字毎に絞込みが行なわれ、スペルの類似した語が一緒に確認できる
・発音記号が参照できる
・勉強の意味も含めて、自動翻訳は使わない。要らない。
・無料もしくは非常に安価である
で、現在俺が行き着いた環境が、
PDIC(辞書検索)+どこポップ(ポップアップ検索)+英辞郎(辞書中身)
という組み合わせ。
始めに言っておくと、設定とかちょっと面倒くさい。複数のツールをインストールして、辞書データを認識させて、発音記号フォントをダウンロード&インストールして、表示をカスタマイズ・・・なんてのがすごく面倒な人にはあまりオススメできません。でも、一回やってしまえば後は楽々検索ができるんだけどね。
まずはPDIC。これは辞書作成・検索のためのシェアウェア(使用期限は特にないため無料でも利用可能)で、DIC形式の辞書データを登録することですばやく検索が行なえるソフト。
一番の特徴は、高速インクリメンタルサーチ。つまり検索フィールドに一文字入れる度に候補が絞り込まれながら表示されるため、数文字入れればお目当ての結果にたどりつける。これに124万語を収録した英和辞書データの英辞郎を組み込んで検索する。同時に発音記号フォントを組み込んで、表示フォントとして指定してやれば、発音記号も同時に表示できる。
このPDICを導入した上で、ポップアップ検索を可能にするのがDokoPop!というフリーウェア。PDIC以外のWebブラウザや他のアプリケーションで表示されているテキストでわからない単語があった場合に、クリック一つで検索実行、結果をポップアップウィンドウで教えてくれるというもの。
これを設定してやれば、わからない単語が出て来ても、いちいちアルクのHPとかで検索する必要なし。ポップアップ検索のトリガも変更可能なので、右クリックで検索するもより、ctrl+クリックに変えてもよし。
昔はバビロンとかを使っていたのだけれど、英辞郎のデータを使いたかったのと、広告がうざかったのでPDICとDoKoPop!の組み合わせを選んだ。
これらツールは基本的にフリー。ただ、問題なのが、英辞郎の辞書データ。こいつが有料。むかしはニフティ会員なら無料だった気もするんだが・・・
英辞郎データは2,200円なので、他の辞書ソフトと比べれば比較的安価(かな?)。ちなみに俺は、ずいぶん昔に本屋で購入したCD版英辞郎のデータを使っております。
何か他に良いツールがあったら教えてくださいな。
辞書検索:
Personal Dictionary for Win32 Ver.4.68
ポップアップ検索ユーティリティ:
DokoPop ! (Windows98/Me/NT4.0/2000/XP) Ver.1.11
発音記号フォント入手:
SIL Encore IPA93 Font, ReadMe Page
英和辞書データ:
英辞郎 by EDP