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80 映画・音楽 Archive

24- 2nd Season

随分前に1stシーズンを観て以来、ずっと放置してた24 twenty-four。正確に言うと2ndシーズンも5、6話くらいまではDVDレンタルで観ていたのだけれど、飽きて中断してた。で、年末年始頃に一気に2ndシーズンを見た。
良くも悪くも1stと同じテンションで24時間ぶっ通しのアクションドラマ。テロ対策ユニット(CTU)所属の連邦捜査官ジャック・バウアーが、L.A.に仕掛けられた核爆弾の爆破阻止に奔走する。

そういえば先日、会社で開かれた部門会議でこの24が話題にされていた。外国特にアメリカの人間とプロジェクトを一緒にやる際に留意することは何か、特にクライアントが日本企業であった場合に、どうすればうまく組織力を発揮できるかといった話題だったかと思う。
そこで言われていたのが、「アメリカ人は日本人が思っている以上に『上を見て仕事をする』ことを意識すべき。組織も明確にピラミッドを意識して動いており、合議よりも責任者の決断により仕事が動く。そのため仕事のスピード感を保てる一方で、ミッションとコミットメントの枠を外れた部分を拾う者がいない。相手があいまいな合議による結論を尊重する日本企業であった場合、それに付随する根回しや説明、調整が全て日本人スタッフの負担となる場合が多い。」といったこと。テロ対策ユニット(CTU)は、ある意味典型的なアメリカの先進企業の姿とも言える。上下関係は非常に明確であり、「ask」と「order」という単語ははっきり区別されて使われる。あからさまにポジションの上下を持ち出して、辛らつな言葉で力ずくで相手を従わせるようなシーンも多く登場する。
そんなアメリカで何故「24」というドラマが人気を博するか?それは、主人公のジャック・バウアーが、そうした組織のロジックを完全に無視して、自分の信じた正義のために突っ走るからなんだそうだ。アメリカ人も上述した組織の論理にストレスを溜め込んでるってことか。
その時はちょっと納得してみたものの、今回2ndシーズンを観てるとちょっと違う気も・・(笑)
ジャックは自分の道を行くためには上下関係を持ち出して下も押さえつけるし、上には従わずに勝手に動く。邪魔するヤツは殴る、蹴る、コロス。--;まあ、もともと説明し説得する時間なんてないという設定なのだから仕方ないんだけど。
結果的にそれが良い方向になってるから良いものの、これが今のアメリカのヒーロー像って言うのならちょっとコワイね。結局、物理的な力をつかってストレスフルな組織をぶっ壊してるだけだかんねぇ。

なんてことを考えながら24時間をドラマ鑑賞に費やしてもうた。。

ELLEGARDEN

B0007TFBVMRIOT ON THE GRILL
ELLEGARDEN

しばらく前にフラっとレコード屋に立ち寄って、試聴で気に入って買ってたんだけどね。すごい人気だったんデスね。

てか、いわゆるメロコアみたいのは今まで敬遠してきたんだけど、これは何かガツンと来た。良い!まさに捨て曲なしと言ってよい。メロディはおそろしくキャッチーで切なく、軽快というよりも全速力で駆け抜けるサウンド、Boo Radleysかと思うようなヴォーカル。こりゃ十代じゃなくても走る、跳ぶ、ね。
インディーズチャートはトップ、全体でも5位くらいだそうな。

B0007TFBVM
RIOT ON THE GRILL
ELLEGARDEN

Related Prod.
Bad For Education TOUR LAST BOOTLEG Pepperoni Quattro BRING YOUR BOARD!! DON’T TRUST ANYONE BUT US ELLEGARDEN
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曲名リスト
1. Red Hot
2. モンスター
3. Snake Fighting
4. Marry Me
5. Missing
6. Bored Of Everything
7. TV Maniacs
8. 虹
9. I Hate It
10. BBQ Riot Song

ほえる犬は噛まない

barkingdog.jpgデビュー作『美術館の隣の動物園』で注目を浴びたイ・ソンジュ主演の異色コメディ。郊外にあるペット禁止のマンションで、連続小犬失踪事件が発生。そんな事件を巡り、さまざまな個性のキャラクターたちが、奇妙な日常を創り出す新感覚の韓国映画。
出演: べ・ドゥナ、イ・ソンジェほか
監督: ボン・ジュノ
ということなんですが、さっきDVDを見終わりまして。何だこりゃ!?と思った瞬間じわじわと来るモノがあり、あわててこれを書いている始末。

そもそも「ほえる犬は噛まない」ってタイトルは本当に意味あるの?と思いググってみると、どうやら英題「Barking Dogs Never Bite」の訳みたいね。オリジナルの韓国語のタイトルは、「플란다스의 개」で「フランダースの犬」。(笑)

要は、面白かった。気に入ったという風に書きたいんだけど、うまく書けない。Webサイトのコピーである「とびっきりキュートでちょっぴりシュールなエンタテインメント・ムービー!!」がある意味合っているのか?

宙吊りにされたり、マンションの屋上から落っことされたり、鍋にして食われたりと犬好きには信じられないシーンが目白押し。残酷といえば残酷なんだけど、なんとも笑いを誘う映像でもあったりして・・

くすんだ街並みや建物の中で、全編ジャズを基調に進むおかしなストーリー。映像の1コマ1コマが漫画っぽくて印象に残る。しかも主題歌は人を食ったような「フランダースの犬」のカバー。

ストーリーも最後できちっと全て落ちるわけじゃないんだけど、それはそれで良いような。「冬ソナ」に代表されるベタで安っぽいドラマが韓国なんだという間違った印象をガツンと正してくれそうな一作。^^

砂の上の植物群

KERA・MAP#003「砂の上の植物群」GW後半の5/6は、久々に芝居を見に行ってきた。ケラリーノ・サンドロビッチ(元有頂天のKERA)作の「KERA・MAP#003 砂の上の植物群」。キャストは、常盤貴子、筒井道隆、西尾まりに加えて、大人計画の猫背椿池谷のぶえなど。本当に久々の芝居だったので、期待していったのだけど、ちょっと消化不良だったかな。。

ストーリーとしては
「そう遠くない未来。その旅客機は、日本へ戻る途中、とある戦地の海辺に墜落した。
油まみれの海に投げ出されて奇跡的に生き残った10人足らずの男女。
彼らは廃墟と化したかつての住居にかくまわれる。
屋上から見えるのは海と、荒れ果てた砂地に飛び交う銃弾と塵、転げ回り、やがて動かなくなる兵士たち、そして、浜に頭から突き刺さった謎のロケット・・・。」
という風にWebで紹介されております。
墜落事故で生き残った乗客は、祖国である日本、ひいては社会から隔離された島での生活を余儀なくされる。外界・社会との唯一のパイプ役を務めるのは、彼らを助けたミマツという日本人だけ。悲惨な事故から絶望や狂気へ向かう人間模様、その中で幻想めいた希望にすがるのは人間の弱さなのか・・・

率直に言うと、散らかし放題散らかしといて、最後にたたみ切れてないという印象。個々の役者さんの演技とか、随所に散りばめられた笑いの部分についてはもちろん楽しめたんだけど、大仰な舞台装置とか、上記のような凝ったストーリーを使うのであれば、「お話」としてもうすこし落として欲しかった。ま、でも映画やビデオと違ってお芝居はやっぱり雰囲気あって良いねと思えるところまでは達していたので良しとするか。

こういう芝居へ出かけると、結構普通に芸能人とかが見に来てて、しかもそれを周りが大してさわがないのが面白い。昨日も坂井真紀、大倉孝二(NILON100℃)なんかが見に来ていて、普通にロビーを歩いてたし、入り口ではいとうせいこうにぶつかってしまった。^^

大人計画NILONなんかの芝居はなかなかチケットが取れなかったりするけど、やっぱ頑張ってチケット取って、たまには出かけたいなと思った次第。

CASSHERN

今頃DVDを借りて観た。DISCASから先週遅れてきたのは、「キューティ・ハニー」とこの「CASSHERN」の2本。どちらもアニメが原作のリメイク邦画なんだけども、前者は30分くらいで挫折。サトエリ見たけりゃ写真集買いやがれっ!てなもんで。ーー;
で、その後観た「CASSHERN」はうってかわって良かった。大友克弘のAKIRAとか好きな人にはたまらない映像美。
メカメカしい近未来のイメージがくすみのある極彩色(?)で描かれており、実写の人物も比較的うまく溶け込んでいる。筋がどうとか言うより、この世界観と色彩にヤラれました。
ヤルね、ウタダの旦那!

CASSHERN
伊勢谷友介 紀里谷和明 麻生久美子 寺尾聡

松竹 2004-10-23
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通勤・読書の友

生活は大して変わらず。カットオーバー時期が3月下旬に延びたくらい。
書くことがあまりないので、最近聞いているCDをご紹介。っつっても、コダワリがあるわけじゃなし。三十路間近のオヤジの聞き物だす。

Di Vibes - Japanese Reggae Selection 2004
Various Artists

Pushim、Fire Ball、Home Grown、Moomin、Minmi、湘南乃風などジャパニーズ・レゲエのコンピ。

Palookaville
Fatboy Slim

サイケデリック・ハウスオヤジの4年ぶり4枚目のアルバム。出ると買っちゃう。--;

Drama Queen
Apila

Honey Skoolmatesのヴォーカルだった人。ところで、Honey Skkkoolmatesを知らないんですけど。試聴して買っちゃった。

Oriental Quaint
Free Tempo

相変わらず。頭にズキュンと入ってくるサビをこれでもかと繰り返すあたり、癖になっちゃうハウス哉。

Love Affair
Free Tempo
上記を買ったついでに過去のヤツにも手を出したって感じ。明日から電車で聴きます。

Feels Like Home - Deluxe Edition
Norah Jones

なんか弱ってくるとね、聴きたくなるのが野良さん。でもね、ずっと聴いていると田舎臭い感じもしてくるのね。

DEEP BLUE

DeepBlue.jpg六本木ヒルズのヴァージンシネマズで上映中の「DEEP BLUE」を見てきた。製作期間7年、ロケ地200箇所、撮影フィルム7000時間の超大作、海をテーマにしたドキュメンタリー。
予告編などで見られるイルカやウミガメ、ジンベイザメなどの壮大な映像に期待を膨らませていざ!見に行ったわけですが。。
ごめんなさい。後半4分の1くらい寝てしまいました。(笑)
確かにアホウドリが空から一斉に小魚を求めて海中に降下、水面下では小魚の群れとそれを取り巻くカスミアジの大群、そこへ分け入るイルカたち・・と圧巻な映像の数々には目を見張るものがあったし、その他にも良い映像は多かった。

ただね、撮った映像がすご過ぎて、それに編集が追っついてないというか、随所で間延びするシーンや映像の使いまわしなどが見られて、かつBGMもクラシックを中心とした割と退屈なもの。。寝るには持って来いというか・・--;
DVD購入して音消で見ながら、バックでアンビエントみたいの流しながら酒とか飲んだほうが楽しめるかなぁ、なんて。

ちなみに、個人的には、シャチが仕留めたアザラシを空中高く放り投げるシーンで思わず笑ってしまい、ちょっと恥ずかしい思いをしました。

Cork;Comback My Daughters

iPodを買ったからというワケではないけれど、CDを購入。
てかね、最近ホント音楽とかウトくなっちゃって、店に行っても欲しいものがない。というか見つからない。自分が聞きたい音がどういうジャンルになっていて、どっから掘っていけばいいのかを完全に見失った状態。雑誌も買ってないし、同じ趣味の人も周りに少なそうだし。。
ここ数年は、こだわりなく、ハウスのコンピレーションばっかり買いあさったり、新譜の視聴コーナーを適当に聞いてみて、気に入ったら買ってみるという状態。。駄目だ。。

ということで、なんとなく買ったCDをここに挙げていくことで、「おまえの趣味なら、コレがオススメだ」みたいなこと教えてくれるとありがたいです。^^

で、今日かったのはこちらの2枚。ハウスじゃね~じゃん。(笑)
大学時代はギターものというか、BritishRock、SwedishPopみたいの好きだったんだけど、久々にギターものを聞きたくなって、日本のインディーズコーナーみてたら見つけたのがこれら。
ポップだったりオルタナっぽかったりするけど、基本的に音が気持ちよくてメロディがきれいで、ボーカルが耳障りでないのが気に入った。

cork(コルク) "story behind the picture"

1曲目でやられた。ヘッドホンなくしちゃっていろんなトコロを探すという歌詞なんだけど(笑)、カッコ良い感じで。他の曲もわりとバラエティに富んでいて飽きない。#2の軽快なパワーポップ調の曲も良い。Webサイトもあるようで。

Comback My Daughters "spitting kisses"
「娘たちよ、帰ってきてくれ」??よくわからんグループ名ですが、エモロックというんでしょうか。とにかくメロディックなギターサウンド。ボーカルもこういう曲に会うハイトーンでありながら響きすぎない感じ。BenFoldsFiveのベンとかもそうだしね。

というワケで、現在この2枚をiPodでヘビーローテーション中なんだけど、気づいたことは、この手の曲をアルバム2枚分聞いてると、多少お腹いっぱいというか疲れますな。。(笑)

今更ハマる24

24.jpgDVDレンタルで24-twenty four-の第一巻を見た。面白いとは聞いていたが、本当に面白い。
合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス、大統領予備選挙当日深夜。CTU(米テロ対策特殊組織)のLA支局チーフのジャック・バウアーは緊急呼び出しを受けた。「合衆国史上初のアフリカ系大統領になろうとするデイビット・パーマー上院議員の暗殺を24時間以内に阻止せよ」というのが彼の特命。内通者は身内にいることが予想されるため、疑心暗鬼のまま捜査は進む・・ちょうどその時、彼の一人娘は自宅から姿を消す・・・様々な登場人物・シーンが交錯しながらやがて事件は思わぬ方向へ・・・

よく練られたストーリーと、視聴者に常に時間を意識させるリアルタイム性の高い展開。テンポも非常に良い。英語の勉強にもなり、一石二鳥かも。^^
とりあえず、第一巻は、midnight/1:00/2:00の3話が収録されていたが、一気に見てしまった。
米国でのオンエアー時には、分・秒をリアルタイムに合わせる演出も行なわれていたっぽい。(CM入りとCM開けでかならずストップウォッチの映像が挿入されており、それらの時刻がCM分進んでいることから推測)

折しもフジテレビでTV放送が始まったけど、吹き替え版は萎えるし英語の勉強にもならんので、金払ってDVD借りていくことにしたい。

オレンジの2つお買い上げ

blogにCDレビューを書き溜めるほど、最近は音楽聞いてないす。--;
でもね、やっぱりなんかしら新しいCD手元に置いていないと退屈になる。
というわけで、今日買った2枚のCDをご紹介。何故か2枚ともオレンジ色のジャケでした。

"We are Escalator records mixed by cubismo grafico-part.2"
昨年末にリリースされたエスカレーター・レコーズ・コンピレーション"WE ARE ESCALATOR RECORDS"の第2弾。キュビズモ・グラフィコによるノン・ストップMIXで、LosfieldやTGMXの名曲が盛り沢山な内容。
"swingin' street" - Dorlis
Dorlis(ドーリス)の1stアルバム。「スウィンギーでジャジーなギター弾き語り、ストリート出身21歳女性シンガーソングライター:dorlis(ドーリス)がついに待望の1stアルバムリリース!!」なんだそうです。^^;

ボウリング・フォー・コロンバイン

遅ればせながら、DVDにてボウリング・フォー・コロンバイン(Bowling For Columbine)を観た。
1999年4月20日に起きたコロンバイン高校銃乱射事件をきっかけに、マイケル・ムーア監督の「アメリカ人と銃社会」を考える旅が始まる。事件をヒステリックに書き立てるメディアと、その中でスケープゴートに仕立て上げられたマリリン・マンソン。「何故、こんな事件が起こるのか」「銃保有が可能な他国との違いは何なのか?」「誰がこんなアメリカにしたのか」
マイケル・ムーア監督自身がカメラ担いで主演、アポなし取材を敢行する。

ドキュメンタリーというと、テンポが悪くてダラダラした印象だったり、辛気臭いという印象があってロードショーを何となく逃してしまっていたが、見てみたら面白い!テンポもよく、アニメーションやインタビュー、報道映像などがバランスよく配置されており、退屈することなく最後まで見ることができた。

以降はネタばれ記述も含むので、これから観てみようと思う方は注意。

この映画で興味深かったのは、「アメリカ人としてアメリカ人のことを真剣に考えてみよう」という視点だろうか。コロンバイン高校の事件の顛末や周辺調査を機軸に据えながら、アメリカの銃規制や保有の実態、そもそもの国民性などさまざまな観点からの取材を丁寧に行い、最終的にはマスメディアや銃弾を販売する流通業者、NRA(全米ライフル協会)やKKK、ホワイトハウスにまで切り込んでいく。

いろいろな捉え方があるのかも知れないが、映画でトラックされていた流れは以下のような感じだろう。
・アメリカ人は、歴史的にも迫害や外からの攻撃に「恐怖」を抱えた民族であった
・その「恐怖」のリバウンドとして、アメリカ原住民を滅ぼし、黒人奴隷を迫害してきた彼らであったが、そのことは一層彼らの恐怖を増大させるだけだった
・政治や軍需産業、マスメディアはその「恐怖」を逆手にとって、意図的に内外に「仮想敵国」や「危機」を創出し、それらに対応する確実かつ唯一の手段として武器(銃)を売りつけた
・現代のアメリカ人は「恐怖」で満たされ理性を失っており、そんな人間が銃を手にすることが悲劇を生むのだ

個々の映像やインタビューの中にも興味深いシーンが多く、チャールストン・ヘストンの表情や態度の変化などは非常に印象に残った。

かなりメッセージ色が強く、ドキュメンタリーを逸脱したような作為的なシーンもいくらか見られたが、映画として非常によくできており、自分で考えをめぐらすことを妨げるようなこともなかった。

追記:
ロードオブザリングとボウリング・フォー・コロンバイン。2人のデブにヤラレた週末だった。

ロード・オブ・ザ・リング「王の帰還」

本日、ロード・オブ・ザ・リング三部作の完結編「王の帰還」を見てきた。
前2作と同じくお台場メディアージュにて。勿論プレミアシートで。(ホントはスーパープレミアシートと行きたかったが空いてなかった)
原作の「指輪物語」からのファンであることをアピールしたいあまり、「映画はあまり面白くない」などとうそぶいていた自分が今となっては恥ずかしいのだが、オモロかった。
いろいろな意味で非常に興味深く、2,500円払って観た事を全く後悔しない、素晴らしい映画だった。(例え井筒のオヤジが何と言おうとも)
見てないくせに「僕はフランス映画しか見ないから」とか「ファンタジーものっしょ?オタクくさくて・・」とか言っている方々は、どうか豆腐の角に頭をぶつけて死んで頂きたい。

すべては指輪を捨てるフロドのために──小さき者に、世界を救うことはできるのか?

まあ、言わずと知れたファンタジー超大作。ドラクエやFF、その他ファンタジー小説全ての先祖と言っても良いのがJ.R.R.トールキンの「指輪物語(Lord Of The Rings)」なんだす。
今回の「王の帰還」では、指輪をめぐるサウロン率いる黒の軍と人間を始めとしたエルフ、ドワーフ、ホビットなどの種族混合の白の軍との最終戦争。ゴンドールの都ミナス・ティリスでの決戦でからくも勝利を得た白の軍、果たしてフロドはこの戦いに終止符を打つべく呪われた「1つの指輪」を滅びの山で廃棄することができるのか!
て感じね。

この映画で感動する点はいくつもある。

1.映画化不可能と言われた世界観を見事に映像表現(ファンですし・・)
毎度のことながら、本当に感心させられるのが、ニュージーランドの大自然の中に見事に作り上げられた中つ国(Middle Earth)の世界。今回も、ミナス・ティリスの城砦は見事!
CGをふんだんに使いながらもウソくささがないのは、実物大の大掛かりなセットやBigatureと呼ばれる巨大なミニチュアなど、ありとあらゆる仕組みを講じてリアリティが追求されているからなんでしょう。

2.様々な生物・種族が入り混じる壮大な戦闘シーン(SFX効果)
現代のSFX技術をフルに使い切った、これでもかっちゅ~ばかりの戦闘シーン。
「英雄(HERO)」だの、「マトリックス」だなんてのは非にならんね。
今回の見ものは、やはり巨象が無数の兵隊をなぎ倒し、ナズグルに乗った黒の乗り手が飛び交うミナス・ティリスの戦闘シーン。アルウェンの戦うシーンは、涙がちょちょぎれました。

3.プロジェクト管理について
プロジェクト管理における「プロジェクト」っちゅ~のは「これまでになかったモノを、限られた期間で、段階的に作り上げていく」仕事のことなんだけど、この映画の製作は、まさに巨大なプロジェクト。
事前準備に2年間、撮影約300日間、膨大な資金がつぎ込まれ数千人のスタッフが関わったこの巨大プロジェクトが、このような見事な映画として完成したっていうのは本当にスゴイことだと思う。
これだけのデカイプロジェクトを、ニュージーランド出身で、これまでハリウッドなんかではまるで相手にされてなかったピーター・ジャクソンっちゅうおデブさんな監督を機軸に据えて回したという、その中身に非常に興味がある。
「スコープ(最終成果物の仕様)」、「時間」、「コスト」、「品質」、「人的資源」、「コミュニケーション」、「リスク」、「調達」といったPMBOKで規定された全ての管理エリアについて、LOTRのプロジェクトチームがどのように取り組んだのか、そこでどんな問題が発生し、どう乗り越えていったのか、そういったドキュメンタリーを見てみたいものだ。DVDの「すぺしゃる・えくすてんでっど・でぃしょん」とかを買えば、ちっとはそういうこともわかるのかな。。

いやぁ・・それにしても良かった。
細かい指摘や、ストーリーの組立て云々なんて指摘するだけ無粋だよ。
ピータージャクソンありがとう。^^

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